重篤な患者を拾い上げ命を救う体制の構築を
“巧妙な新型コロナ”に冷静に立ち向かえ
重症患者を救う必要性を強調した土橋病院長(2月26日夕、札医大附属病院で)
札幌医科大学附属病院長 土橋和文教授
新型コロナウイルスとはいかなる脅威なのか。どうすれば爆発的な感染を抑止できるのか──。
連日、膨大な情報がメディアに溢れる中で、札幌医科大学附属病院長の土橋和文教授は事態をいたずらに恐れる風潮に警鐘を鳴らし、「感染者増加のカーブを緩やかにし、重症者と死亡者を抑える時期に入った」と冷静な対応を呼びかける。市中感染の広がりと健康被害を最小化するための対応を訊いた。(本誌編集長・工藤年泰 3月5日最終取材)
武漢やクルーズ船の集団感染で潜在意識に刷り込まれた“恐怖”
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染研究所提供)
緊急事態宣言の発表後、記者会見に臨む鈴木直道知事(2月28 日夕)
患者数は2月中旬から右肩上がりだ(道庁発表資料)
品切れ状態が続くマスク類(札幌市内のコンビニ。3月2日)
歓楽街ススキノもひと気が途絶えた(3月1日)
札幌医科大学附属病院(札幌市中央区)
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染研究所提供)
緊急事態宣言の発表後、記者会見に臨む鈴木直道知事(2月28 日夕)
患者数は2月中旬から右肩上がりだ(道庁発表資料)
品切れ状態が続くマスク類(札幌市内のコンビニ。3月2日)
歓楽街ススキノもひと気が途絶えた(3月1日)
札幌医科大学附属病院(札幌市中央区)
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