指定管理者の訴訟でマオイゴルフリゾートが営業ストップ
施設修繕費の負担をめぐり長沼町と恵庭開発が泥仕合
マオイゴルフリゾートのクラブハウス
夕張郡長沼町(戸川雅光町長)で指定管理者制度を導入した「マオイゴルフリゾート」の施設修繕をめぐって町と指定管理者である恵庭開発(本社札幌)が対立している。同社は、クラブハウスの屋根とコースの橋梁について来場者の安全を確保できないほど劣化が進行しているとして町に修繕を要求。町は指定管理者側に修繕義務があるとして応じなかったため、同社は昨年末、町を相手取って修繕請求訴訟を札幌地裁岩見沢支部に提起した。指定管理期間は5年間で期間満了まであと2年間。今回の裁判沙汰で修繕は棚上げ状態になり、今シーズンの営業は絶望的だ──。(佐久間康介)
食い違う指定管理協定の解釈
腐食で損壊が目立つ橋梁の欄干。
カートが落下する可能性も
長沼町は争う姿勢(写真は長沼町役場)
腐食で損壊が目立つ橋梁の欄干。
カートが落下する可能性も
長沼町は争う姿勢(写真は長沼町役場)
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