プラ削減と農工連携を目指すエア・ウォーターの飲料事業
ゴールドパック恵庭工場とAWファーム千歳
試験管サイズのプリフォーム(左)から出来上がったペットボトル
BUSINESS REPORT
近年各方面で積極的に取り組まれているプラスチック削減。こうした中、産業ガス国内大手エア・ウォーター(本社大阪)のグループ会社で飲料製品の受託製造を主力とするゴールドパック(同東京)の恵庭工場が、従来よりプラスチック使用量がほぼ半減となるペットボトル容器での飲料生産を開始した。関連する設備投資におよそ50億円を投じ、プラスチック削減にとどまらず無菌充填設備の設置など先端技術をいくつも導入。これまでの生産体制を劇的に改善させるリニューアルとなっている。さらに同工場では近隣に所在するAWファーム千歳の栽培品目を利用して搾汁事業も積極的に展開。北海道産農産物の付加価値向上に寄与する農工連携にも力を入れている。進化するエア・ウォーターグループの飲料事業をレポートする。(8月20日取材)
手の平サイズの樹脂原料で容器のプラ使用量は半減に
ゴールドパック恵庭工場の山本工場長(左)とAWファーム千歳の萩野社長
お馴染みのさまざまな飲料製品が受託製造されている
新たに整備された無菌充填装置
成型ラインを流れるプリフォーム
AWファーム千歳の広大な耕作地(写真提供・同社)
大型農業機械を使ったトマトの収穫風景(写真提供・同社)
導入したドイツ製のペットボトル成型装置
省力化に寄与する作業ロボットが随所で活躍
ゴールドパック恵庭工場の山本工場長(左)とAWファーム千歳の萩野社長
お馴染みのさまざまな飲料製品が受託製造されている
新たに整備された無菌充填装置
成型ラインを流れるプリフォーム
AWファーム千歳の広大な耕作地(写真提供・同社)
大型農業機械を使ったトマトの収穫風景(写真提供・同社)
導入したドイツ製のペットボトル成型装置
省力化に寄与する作業ロボットが随所で活躍
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