北大・名和豊春総長解任事件を紐解く
調査報告書に捏造の疑い。崩れる解任根拠の信用性
フェイスシールド姿で調査報告書の嘘を指摘する名和前総長(8月22日午後、札幌エルプラザホール)
集会で明かされた驚きの新事実
8月22日、「北大総長解任の真相を究明する市民の会」が主催した集会に登場し、自身の潔白と事件の真相を訴えた名和豊春前総長(66)。この日は本人の講演のほか、主催団体のジャーナリスト、山田寿彦氏と名和氏の対談形式による一連の事実検証も行なわれた。総長解任を決定づけた北大の調査委員会の「調査報告書」。そこに記された名和氏の数多のパワハラ事案、非違事項は果たして本当にあったことなのか。この日、名和氏と山田氏のやりとりでは驚くべき事情が明かされた。北大の事実認定と名和氏の釈明の隔たりはあまりに大きい。この日の対談の主な内容を採録し、読者の判断に委ねたい。(佐久間康介)
顧問弁護士が総長に辞職要求「名和外し」で動いた石山議長
集会では新事実が次々明かされた(写真は対談でやりとりする名和氏と山田氏)
パワーポイントを使い調査報告書を検証
式典で挨拶する総長時代の名和氏
集会では新事実が次々明かされた(写真は対談でやりとりする名和氏と山田氏)
パワーポイントを使い調査報告書を検証
式典で挨拶する総長時代の名和氏
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