「9人が乱立」の参院選道選挙区を読み解く
「3枠」めぐり熾烈な個人戦 問われる主張の実現可能性
告示後初の週末(7月6日)、札幌市役所近くの掲示板にはまだ全ての候補者のポスターは貼られていなかった
元号が令和に改まって初となる国政選挙・第25回参議院議員選挙が7月4日公示・同21日投開票の日程で幕を開けた。定数3の北海道選挙区ではいずれも新人で、高橋はるみ氏(自民)、岩本剛人氏(自民)、原谷那美氏(国民)、勝部賢志氏(立憲)、畠山和也氏(共産)、森山佳則氏(幸福)、岩瀬清次氏(労働者党)、中村治氏(安楽会)、山本貴平氏(N国党)の9人が名乗りを上げる乱立選挙となっている。地元北海道の地域活性化に重点を置いたローカルな提案、現在の安倍長期政権の弊害など国政全般の問題提起、自身が得た専門知識を活かして国の制度を良くしたいなど主張はさまざまだ。本稿ではこのうち4人の候補の肉声をお届けしたい。“乱立”の行方は如何に──。(髙橋貴充) ※自民=自由民主党、国民=国民民主党、立憲=立憲民主党、共産=日本共産党、幸福=幸福実現党、労働者党=労働の解放をめざす労働者党、安楽会=安楽死制度を考える会、N国党=NHKから国民を守る党
圧勝の下馬評には不快感。慢心無き高橋陣営の戦い
高橋はるみ候補
岩本剛人候補
原谷那美候補
勝部賢志候補
高橋はるみ候補
岩本剛人候補
原谷那美候補
勝部賢志候補
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