道知事選・札幌市長選に表れた民意を読む
知事選で圧勝の鈴木直道に問われる「道民目線」の真贋
当確の報を受けバンザイ三唱で喜ぶ鈴木と支援者(4月7日午後8時過ぎ)
4月7日夜、今後4年間の道政、札幌市政の行方を占う統一地方選前半の勝敗が決した。16年ぶりの新人対決で全国唯一の与野党一騎打ちとして注目を集めた北海道知事選では、自公などが推す鈴木直道(38)が野党統一候補の石川知裕(45)におよそ66万票差をつける162万1171票を獲得し圧勝。また札幌市長選では与野党から幅広い支持を受けた現職の秋元克広(63)が下馬評通り優勢のまま戦いを進め、共産党推薦の無所属新人・渡辺達生(54)に2倍以上の票差をつける63万4365票を得て再選を果たした。注目候補者の戦いを振り返りつつ、道政・札幌市政の今後を占ってみる──。(髙橋貴充、文中敬称略)
鈴木道政の未来予想図
敗戦の弁で深々と頭を垂れる石川
候補者擁立をめぐり経済界の団結に腐心した後援会幹部の面々(左から後援会長の似鳥昭雄・会長代行の大谷喜一・会長特別補佐の長内順一)
当確の報を受け支援者らとハイタッチで喜ぶ秋元
落選するも善戦した渡辺(3 月24 日午前)
鈴木の選挙戦は胆振東部地震で大きな被害を受けた安平町から始まった(3月21 日午前)
鈴木擁立をめぐり株を上げた公明党北海道本部代表の稲津久(左)と評判を落とした自民党道連会長の吉川貴盛
官房長官の菅は鈴木から「ほっかいどう応援団会議」への支援を求められ「やります」と明言(4月6日午後、JR 札幌駅前)
本誌でお馴染みの黒田伸(左)は札幌市西区道議選で善戦したが初当選ならず
敗戦の弁で深々と頭を垂れる石川
候補者擁立をめぐり経済界の団結に腐心した後援会幹部の面々(左から後援会長の似鳥昭雄・会長代行の大谷喜一・会長特別補佐の長内順一)
当確の報を受け支援者らとハイタッチで喜ぶ秋元
落選するも善戦した渡辺(3 月24 日午前)
鈴木の選挙戦は胆振東部地震で大きな被害を受けた安平町から始まった(3月21 日午前)
鈴木擁立をめぐり株を上げた公明党北海道本部代表の稲津久(左)と評判を落とした自民党道連会長の吉川貴盛
官房長官の菅は鈴木から「ほっかいどう応援団会議」への支援を求められ「やります」と明言(4月6日午後、JR 札幌駅前)
本誌でお馴染みの黒田伸(左)は札幌市西区道議選で善戦したが初当選ならず
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