札幌・平岸 不動産店爆発事件②
「補償、いつになるのか…」
外から見ると玄関ドアが壊れた程度だが、内部は甚大な被害を受けていたという(昨年12月17日朝、札幌市豊平区)
不動産「アパマン」爆発で被害。棟続きの店失った経営者の悲痛
前号で報告した、札幌・平岸の不動産仲介店爆発事故。国道に面した店舗を跡形もなく吹き飛ばした爆発は、棟続きで営業していた別の店2軒をも巻き込み、計3戸の解体を余儀なくさせる被害を生んだ。そのうち1軒で整骨院を営んでいた男性は、事故から2カ月が過ぎようとしている今なお、具体的な補償について一切説明を受けられないままだ。予期せぬ“立ち退き”を強いられた上、営業再開の目途も立たない――。不条理な境遇を訴える声に、耳を傾けてみたい。(取材・文 小笠原 淳)
「どうしよう…」言葉失った経営者
「年明け以降、アパマンからは何の連絡もない」と、整骨院経営者の男性(本年2月2日夕、札幌市豊平区)
現地では瓦礫撤去・解体作業が完了、アパマンとともに同棟の2店舗が跡形もなくなった(本年2月4日午後、札幌市豊平区)
地域の利用者に親しまれ、スタッフも愛着を寄せていた整骨院は、一夜にして瓦礫となった(いずれも昨年12月17日午後、札幌市豊平区)=整骨院グループ提供(左も)
「年明け以降、アパマンからは何の連絡もない」と、整骨院経営者の男性(本年2月2日夕、札幌市豊平区)
地域の利用者に親しまれ、スタッフも愛着を寄せていた整骨院は、一夜にして瓦礫となった(いずれも昨年12月17日午後、札幌市豊平区)=整骨院グループ提供(左も)
現地では瓦礫撤去・解体作業が完了、アパマンとともに同棟の2店舗が跡形もなくなった(本年2月4日午後、札幌市豊平区)
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