道警不祥事から考える〈32〉覚醒剤再逮捕の元警官に実刑判決
一蓮托生、「おれはサツだぞ」
元巡査部長と共犯女性は、最初に利用したホテルに丸一日以上滞在、2人で覚醒剤使用を繰り返したという(札幌市中央区)
覚醒剤所持・使用の元警官に実刑。共犯女性に薬物販売、ホテル転々
現職警察官による覚醒剤所持・使用事件は2月上旬、免職となった元巡査部長の実刑判決で一旦、幕を下ろした。公判で明かされたのは、10年以上にわたって薬物捜査に携わってきた彼が自ら覚醒剤に手を出し、時にはインターネットで薬物を販売、挙げ句に若い女性と放蕩生活を続けていた事実。加えて本誌には、捜査情報を漏らされて深刻な被害を蒙ったという人物の憤りの声も寄せられている。転落の軌跡は、短くて急な放物線を描いていた。(小笠原 淳)
勤務20年、薬物捜査12年。不肖の“二世”の転落
インターネットでの薬物販売を、札幌地検は「それで生計を立てていたとは立証できない」(1月28日夕の記者会見)と、不問に附している(元巡査部長が書き込んだとされる“裏掲示板”の投稿)=メールアドレスの一部と成人向け広告を墨塗り処理しています
元巡査部長の共犯女性とかつて交際していた北海道在住の男性は、彼女が主演したとされるアダルト作品をを視聴して「本人に間違いない」と断言した
共犯女性は写真の通路の奥あたりで職務質問を受け、待ち合わせていた元巡査部長と合流できずに身柄を拘束された(札幌市北区)
保釈中、同じ屋根の下での覚醒剤再使用に、警察官だった父親はまったく気づかなかったという(札幌市豊平区)
インターネットでの薬物販売を、札幌地検は「それで生計を立てていたとは立証できない」(1月28日夕の記者会見)と、不問に附している(元巡査部長が書き込んだとされる“裏掲示板”の投稿)=メールアドレスの一部と成人向け広告を墨塗り処理しています
元巡査部長の共犯女性とかつて交際していた北海道在住の男性は、彼女が主演したとされるアダルト作品をを視聴して「本人に間違いない」と断言した
共犯女性は写真の通路の奥あたりで職務質問を受け、待ち合わせていた元巡査部長と合流できずに身柄を拘束された(札幌市北区)
保釈中、同じ屋根の下での覚醒剤再使用に、警察官だった父親はまったく気づかなかったという(札幌市豊平区)
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