札幌・アパマン爆発事件「何かが墜落したのかと」
手前にあった不動産仲介店の建物は跡形もなく吹き飛び、棟続きの居酒屋は瓦礫と化した(12月22日午前、札幌市豊平区)
不動産「アパマン」店舗で爆発、被害者の記憶、今なお生々しく
暮れも押し迫った日曜の夜、札幌・平岸地区。不意の爆発音に住宅街が顫えた。不動産店が跡形もなく吹き飛び、棟続きの居酒屋を炎が包む。四囲の住宅では爆風で窓ガラスが割れ落ち、弾け飛んだ瓦礫が路上の車輌を直撃した。区境を超えて響いた轟音を間近で聴いた人たちはその一瞬、何が起きたのか理解できなかったという。年を跨いでなお衝撃冷めやらぬアパマンショップ爆発事件。惨状の目撃者は、問い続ける。「なぜあんなことが起きたのか」――。
轟音、衝撃、叫び声…「犠牲者ゼロ、奇蹟だった」
居酒屋で被害に遭った伊藤英樹さんは、怪我の治療後も動悸や耳鳴りなどに悩まされ、心療内科を受診することになったという(12月29日夕、札幌市中央区の「麺屋169」)
運営会社の佐藤大生社長(右端)らは「できる限りの補償」を目指すというが、被害総額はなお定かでない(12月22日夜、札幌市豊平区)
伊藤英樹さんとその家族は、爆発の直後にスマートフォンで店内の惨状を撮影していた(いずれも12月17日午後8時37分ごろ、札幌市豊平区)
居酒屋で被害に遭った伊藤英樹さんは、怪我の治療後も動悸や耳鳴りなどに悩まされ、心療内科を受診することになったという(12月29日夕、札幌市中央区の「麺屋169」)
伊藤英樹さんとその家族は、爆発の直後にスマートフォンで店内の惨状を撮影していた(いずれも12月17日午後8時37分ごろ、札幌市豊平区)
運営会社の佐藤大生社長(右端)らは「できる限りの補償」を目指すというが、被害総額はなお定かでない(12月22日夜、札幌市豊平区)
目次へ
© 2018 Re Studio All rights reserved.