地域を下支えする北海道エア・ウォーターの新施設
環境保全、食の安心を担保する拠点道内最大規模の「環境分析センター」
稼働を開始した北海道エア・ウォーターの環境分析センター
BUSINESS REPORT
エア・ウォーター(本社大阪)グループの道内事業会社、北海道エア・ウォーター(本社札幌)は7月8日、札幌市豊平区月寒東の自社敷地に道内最大規模の分析施設「環境分析センター」を新設。本格稼働させた。総工費は約12 億円。鉄骨造3階建て、延床面積2795㎡の建物には、水質に大気、食品などさまざまなカテゴリーの成分を分析できるハイテク設備が充実している。こと食品分析に関しては、2020 年4月から加工食品の栄養成分表示が完全義務化されることから、同センターのような分析のプロへのニーズが急増することは想像に難くない。そのタイミングで動き始めた新たな一大拠点。環境保全や食の安心・安全を下支えする同センターの仕事の現場をレポートする。(8月22日取材)
事業の始まりは44年前
かぼちゃなどの農産物から抽出した緑色の液体。この抽出液を精製(不純物を除去)して分析装置にかける(2階・残留農薬の前処理施設)
取材に対応した同社の藤島部長、柄澤課長、多羽田センター長(左から)
残留農薬の前処理施設(2階)
食品中の機能性成分などを調べる液体クロマトグラフ質量分析装置(2階)
かぼちゃなどの農産物から抽出した緑色の液体。この抽出液を精製(不純物を除去)して分析装置にかける(2階・残留農薬の前処理施設)
取材に対応した同社の藤島部長、柄澤課長、多羽田センター長(左から)
残留農薬の前処理施設(2階)
食品中の機能性成分などを調べる液体クロマトグラフ質量分析装置(2階)
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