調剤薬局国内最大手・アインホールディングスの成長戦略
大学病院・総合病院と連携する敷地内薬局の出店に大きな活路
個人投資家を前に講演する大谷喜一社長(6月29日の札証IRで)
500億円の手持ち資金でさらなる投資を
東京証券取引所1部と札幌証券取引所に上場している調剤薬局国内最大手、アインホールディングス(本社札幌・大谷喜一社長)が6月29日、札証で「個人投資家向け会社説明会」(札証IR)を開催した。毎年、この時期に大谷社長が決算内容をはじめ同社の成長戦略を講演の形で発表するもので、今回は約80人の個人投資家が参集。この日、大谷社長は調剤薬局事業で大学病院や大型総合病院への出店を強化するとともに「アインズ&トルペ」の物販事業では早期に500億円体制を確立すると力強く宣言した。以下、注目の「大谷発言」の要旨を採録する。
さらなる成長と投資目的で道内最大規模の増資を実施
アインホールディングス本社(札幌市白石区)
黒字が定着した「アインズ&トルペ」の店舗
アインホールディングス本社(札幌市白石区)
黒字が定着した「アインズ&トルペ」の店舗
目次へ
© 2018 Re Studio All rights reserved.