急転直下の小樽市長選-森井市長が辞職し「出直し選挙」へ
会見で強調した「議会の被害者」狙いは先手必勝の対抗馬潰し?
記者会見で辞意を表明する森井市長(7月4日午後、小樽市役所)
自身の後援会関係者が運営する観光船の違法係留問題などで、市議会から2度の辞職勧告を突きつけられていた小樽市の森井秀明市長(45)が7月4日、任期途中で辞職し「出直し市長選」に出馬する意向を明らかにした。対立が続く市議会との関係に行き詰まり「民意を問う」構えだが、真の狙いは先手必勝──。来春の市長選に立候補を表明している市の元総務部長、迫(はざま)俊哉氏(59)潰しにあるとの見方がもっぱらだ。(武智敦子)
議会批判一色だった記者会見
辻立ちなど地道な活動を続ける迫氏
辻立ちなど地道な活動を続ける迫氏
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