札幌都心で前代未聞のホテル建設ラッシュ
観光需要見込み22棟が乱立

2018年11月号

「東急ステイ札幌大通」(南2西5)

震災風評リスクが浮上する中、進む建設

札幌都心部で前代未聞のホテル建設ラッシュが起きている。予定の棟数は、本誌が把握しているだけでも22カ所にものぼる。来年の2019年から20年にかけて、それらが一斉に開業することになる。多くのホテルは国内観光客よりも旺盛なインバウンド需要を見込んでいるが、北海道胆振東部地震で激減したように災害による風評リスクも抱えての建設だ。槌音が響く22カ所の現場を一覧してみたい。(佐久間 康介)
 

宿泊特化型ホテルが林立

 ホテル建設が集中しているのは、JR札幌駅北口からススキノまでを軸にした縦2・5㎞、幅1㎞ほどの範囲。以前はオフィスビルをはじめ時間貸し駐車場やガソリンスタンドなどにも使われていた場所だ。そうした土地が一斉にホテルに切り替わるさまは、ある意味異様な光景だ。
 札幌市内では、これまでにもバブル時代やインバウンドが増加し始めた近年もホテル建設が多かった。それでもせいぜい4~5物件が同時進行する程度で、現在のように22物件がほぼ同時進行しているのは極めて珍しい。
 なぜこれほどまで増えるのか。背景にあるのは、観光客の大幅な増加だ。2017年度に札幌を訪れた観光客は、過去最多の約1527万1000人で前年度から10%、約139万1000人増えた。13年度から16年度までの伸び率は毎年1~4%だったものがケタ違いに急伸している。

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仮称「札幌南8西2ホテル」(南8西2)

「ホテルリブマックス札幌中央」(南7西6)

「JALシティ札幌中島公園」(南8西3)

仮称「札幌南7西5計画」(南7西5)

仮称「中島公園GH」(南9西3)

仮称「札幌南6西4ホテル計画」(南6西4)

「レッドプラネットホテル札幌すすきの中央」(南6西5)

仮称「南5条計画」(南5西6)

解体中の第2三谷ビル(南1西6)

仮称「南2西7ホテル」(南2西7)

仮称「南3西8ホテル計画」(南3西8)

「札幌S3W3計画」(南3西3)

「JR東日本メッツ札幌」(北7西2)

解体中の林業会館・KKR札幌(北4西5)

2棟めの「三井ガーデンホテル」(北5西6)

仮称「札幌北1西7ホテル」(北1西7)

「リバーストーン」(南1西14)

仮称「ホテルFORZA札幌駅前」(北3西2)

「JRイン札幌北2条」予定地(北2西2)

「京王プレリアホテル札幌」(北8西4)

解体中の旧「ロテル・ド・ロテル」(南3西2)

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解体中の旧「ロテル・ド・ロテル」(南3西2)

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