「しんふぉに~28」の幸福食堂がドライブスルー方式で弁当販売
安心安全を提供する札幌佐藤病院グループ
幸福食堂大学村の人気メニューを気軽にテイクアウトできる
Medical Topics
札幌佐藤病院グループ(医療法人社団大藏会・佐藤亮藏理事長)が運営する複合施設「しんふぉに~28」(札幌市東区)がドライブスルー方式による弁当販売を開始した。コロナ禍による感染を恐れて来店を控えるようになった顧客のニーズに応える形で、施設内の「幸福(しあわせ)食堂大学村」が8月から始めたもので好評を博している。障害者や高齢者が地域の中で安心して活き活きと暮らすことを目指す札幌佐藤病院グループの取り組みを取材した。
利用者の声に応えた弁当販売
笑顔を絶やさない渡辺店長
その弁当メニューも23種類と豊富。一番人気の焼きそば弁当(税込380円)をはじめ幕の内弁当(同700円)やカツ丼弁当(同650円)、生姜焼き弁当(同650円)なども好評で、おかずやライス単品を買うことも可能。元々、幸福食堂大学村は管理栄養士監修の下、グループ企業のレストランシェフが腕に縒りを掛けて仕上げた本格カレーや、麺に札幌伝統の玉葱・札幌黄とこんにゃくを練り込んだオリジナルラーメン、黒千石大豆のニラ雑炊などをメニューに揃えた健康志向の食堂としてスタート。今回の弁当の味も折り紙つきだ。
屋外のインターホンを押して注文。そのまま弁当の受け渡し口に進んで品物を受け取り会計を済ませる仕組み。同店によれば1日の利用は20件前後で、クルマだけではなく自転車や徒歩で買いに来るケースもあり、気軽に幸福食堂の味を楽しめると喜ばれているという。
店内での飲食も従来通り継続しており、こちらでも弁当メニューのオーダーが可能(味噌汁つき)。店内のみの提供となっている日替わり弁当は、コーヒーまでついて500円税込というお得価格となっている。
渡辺店長のコメントにあったように、同店では入念に感染対策を施している。エントランス手前ではグループが販売している安心安全の電解水(次亜塩素酸水)を噴霧。店内には同じく電解水を使った手洗い場を設け、さらにテーブルを仕切る防御シートなども設置し、なるべくストレスフリーで食事ができるよう心配りがなされている。
「店内でお召し上がりになるお客様、そしてドライブスルーで買われるお客様。どちらにも安心安全な食の環境を提供していきたいですね」(渡辺店長)
感染対策にも万全を期している(写真は自家製の電解水による手洗い器)
感染対策にも万全を期している(写真は自家製の電解水による手洗い器)
笑顔を絶やさない渡辺店長
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