外来と訪問で地域の健康作りに寄与する「LALA KURU 治療院」
鍼灸を中心に疼痛軽減やリハビリに対応
来札して施術を受けた井手らっきょさん(左)と吉田院長(10月27日、LALA KURU 治療院で)
Medical Report
鍼灸は古くから行なわれてきた東洋医学のひとつだが、近年はさまざまな痛みの軽減や免疫力アップにも有効とされ、嚥下障害や認知症予防にも効果があることが分かってきた。今年の夏、札幌市中央区宮の森に開院した「LALA KURU(ララクル)治療院」(吉田影虎院長)は、そんな鍼灸治療を中心に外来と訪問診療の両方を行ない、地域の健康づくりに一役買っている。吉田院長の患者のひとりで、取材時に来院していたお笑い芸人、井手らっきょさんを交えて同院の取り組みを訊いた。(10月27日取材)
(よしだ・かげとら)1993 年札幌市出身。北海道スポーツ専門学校、北海道鍼灸専門学校で6年間学び、鍼灸師の資格を取得。今年「LALA KURU 治療院」院長に就任。全日本鍼灸学会会員、日本疼痛学会会員
「患者さんの幸せに貢献する」がモットーの吉田院長
「患者さんの幸せに貢献する」がモットーの吉田院長
──かつて100mを10秒台で走ったほど俊足のらっきょさんですが、健康で気をつけている点は。
井手 最近は特に何もしていないので、そろそろトレーニングジムに通いたいですね。もう一度、筋肉をつくり直して走りたい。
吉田 熊本からの長いフライトだったこともあり、今回は腰や肩を中心に施術させてもらいました。アスリート顔負けだけあって、無駄な肉がなく足の筋肉もとてもきれいでした。お酒は飲まないということで日頃の自己管理も良く、健康年齢は40代と言っていいと思います。若い頃に筋肉の貯金をされてきたので、鍛えればまた十分走れますよ。
──ところで治療院ではどのような取り組みを。
吉田 どうしても歩く時間が少なくなりがちな高齢の方は、足腰の血流障害が起きるほか、首や肩の痛みを訴えることが多くなります。
当院では患者さんの状態に合わせ外来のほか訪問でも診療を行なっており、さまざまな方法で痛みの軽減をはじめ健康回復のお手伝いをさせていただいています。ぜひ身近な存在として利用していただければ。
──らっきょさんと吉田院長、本日はありがとうございました。
目次へ
© 2018 Re Studio All rights reserved.