問われる外国人労働者の人権②
交渉2回 町議は欠席
労組は労働委へ救済申し立て、追ってさらに3人保護

札幌地域労組の鈴木一顧問(左端)は2度の団体交渉を経て、農場側が過去の人権侵害行為について充分な説明責任を果たしていないと指摘した(9月18日夕、札幌市内)
農業法人が暴行の一部認める
京極・ミャンマー人虐待疑惑
後志・京極町の農場で起きていたとされる外国人労働者虐待問題で、労働組合と農業法人との団体交渉が始まった。法人の事実上の経営者である地元議員は前号採録のコメントで自ら交渉の場に赴くと宣言していたが、言葉に反して今のところその人が団交に出席したとの報告はない。これまでの話し合いでは疑われる暴行の一部が事実と認められたが、公式な謝罪は今なお実現しないまま。前号締め切り後に確認されたおもな動きを、急ぎまとめておく。
(小笠原 淳)
労組申し入れで団交実現
「4年前の処分」説明要求
その日、札幌市内で開かれた団体交渉の場に、渦中の町議会議員は姿を現わさなかった。2週間ほどを経た9月18日には2度めの交渉が設けられたが、これにも町議は欠席。初回の時点でその人の不在に疑問を呈した労組側は改めて書面で本人の出席を要請していたが、その求めが顧みられることはなかった。
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