Business Report
“BPaaS生産革命”で売上高3倍へ
70億目指す5カ年中期経営計画

2026年10月号

中期経営計画でさらなる飛躍を目指す熊谷社長

エコミックがバックオフィス業務で成長戦略


給与計算や年末調整業務などバックオフィス業務の代行事業を展開するエコミック(本社札幌・熊谷浩二社長、札幌証券取引所アンビシャス上場、東京証券取引所スタンダード上場)が、「BPaaS生産革命」を掲げ2031年3月期までの5カ年の中期経営計画をスタートさせた。バックオフィス業務の効率化・自動化を推進することで連結売上高70億円への飛躍を目指す。成長戦略の柱として既存事業の深化・拡大に加え、新規事業の創出およびバックオフィス領域における戦略的M&Aを推進する考えだ。
(工藤年泰・佐久間康介)

「カスタマーサクセス」を加速


 エコミックは「カスタマーサクセス」(顧客の成功体験の実現支援)をミッションに、あらゆる企業から管理部門のルーティンワークをなくすべく、バックオフィス業務のソリューションプロバイダーとして付加価値の高いサービスを提供することを目指している。
 この中でこのほど同社は「BPaaS(Business Process as a Service)生産革命」を掲げ、2031年3月期までの5カ年を対象に中期経営計画を策定。企業が特定の業務プロセスを外部企業にアウトソーシングし、クラウドサービスを活用して業務効率化を図るサービスを示す「BPaaS」を普及させ、バックオフィス業務の効率化、自動化を推進、限られた人材でも高い生産性を実現して「カスタマーサクセス」を加速させることにした。
 直近の26年3月期決算は、売上高が前期比10・6%増の23億4500万円、営業利益は同271・0%増の1億7300万円、経常利益は同158・3%増の1億5900万円、純利益は同152・8%増の1億900万円になった。25年3月期は“リセットの年”として営業力強化に取り組み、給与計算業務がV字回復した流れを受け、26年3月期もこの基調が続いた。
 取引先社数は約20社増えて約550社になり、給与計算の人数も約1万人増加して約14万人となった。

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