札幌の労組が実力で被害者救出、保護
疑惑の町議「団交で話す」

ミャンマー人労働者の虐待被害を告発する記者会見では、「日本で働く気をなくすところだった」との声も漏れた(8月21日午後、札幌市北区)
京極の農場でミャンマー人虐待か
男女6人が被害訴え、刑事告訴もこの夏、多くの報道機関が一斉に伝えることになった虐待疑い事件。後志の京極町にある農場でミャンマー人労働者たちが雇用主から日常的に暴力や暴言などを受けていたとして、警察などの関係機関に被害を告発した。被害者らを保護した地元の労働組合は「労組として『暴力』を問題にするのは初めて」と呆れ、早期の被害回復を訴える。加害行為への関与が指摘される農業法人の実質的経営者は、現職の地方議員だった――。
取材・文=小笠原 淳
町役場への声100件超 労組も「初めて」のケース

佐古岡秀徳町長(中央奥)が行政報告に臨んだ本会議場で、話題の中心となった議員の座席(手前)は空席のままだった(9月3日午前、京極町議会)

渦中の町議とみられる男性は「直撃取材には応じない」としている(9月上旬、京極町内)

問題の農業法人では社員寮も劣悪な環境だったといい、ネズミが台所を走り回る姿も記録されていた=男性従業員が撮影した動画から

虐待被害を訴える6人によれば、今も多くの同胞が現地に残って作業に就き続けているという(9月上旬、後志管内京極町の農業法人が管理する倉庫)

金属の棒で殴られ続けるなどの被害に遭ったという男性は、暴行被害の刑事告訴に踏み切った(8月24日午前、後志管内倶知安町の倶知安警察署前
問題の農業法人では社員寮も劣悪な環境だったといい、ネズミが台所を走り回る姿も記録されていた=男性従業員が撮影した動画から
虐待被害を訴える6人によれば、今も多くの同胞が現地に残って作業に就き続けているという(9月上旬、後志管内京極町の農業法人が管理する倉庫)
金属の棒で殴られ続けるなどの被害に遭ったという男性は、暴行被害の刑事告訴に踏み切った(8月24日午前、後志管内倶知安町の倶知安警察署前
佐古岡秀徳町長(中央奥)が行政報告に臨んだ本会議場で、話題の中心となった議員の座席(手前)は空席のままだった(9月3日午前、京極町議会)
渦中の町議とみられる男性は「直撃取材には応じない」としている(9月上旬、京極町内)
「作業のたびに叩かれた」ミャンマー人ら涙の訴え
後志管内京極町からその声が上がったのは、本年7月のこと。
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