北海道大学の闇─敷地内薬局公募の怪
メディシスの「なの花」はこうして北大に選ばれた
「処方箋920枚」をめぐる争奪戦が繰り広げられた(写真は北大病院)
前代未聞のプロポーザルに噴き出す疑義
総長解任問題に揺れた国立大学法人北海道大学(寶金清博総長・以下北大)に新たな疑惑が持ち上がった。このほど北大は敷地内薬局誘致に伴う公募型プロポーザルで運営事業候補者を選定したが、この結果が出来レースだった可能性が浮上。経済的なメリットに偏重したプロポーザルのあり方にも疑問の声が相次いでいる。公立大学たる北大は守るべき“公共の利益”を忘れてしまったのか──。(本誌編集長・工藤年泰)
「処方箋920枚」をめぐる異例ずくめのプロポーザル
外来診療棟の東側に予定されている敷地内薬局建設地
「なの花」は北大病院の門前薬局のひとつでもある
新総長に選ばれた寶金清博氏(写真は北大病院長時代)
外来診療棟の東側に予定されている敷地内薬局建設地
「なの花」は北大病院の門前薬局のひとつでもある
新総長に選ばれた寶金清博氏(写真は北大病院長時代)
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