Journal's Eye
袴田さん呼びかけに300人超が共感
弁護士会が「再審法」考えるパネル展

2026年06月号

袴田ひで子さん(中央)は「巖の有罪判決後しばらくはお酒がないと眠れなかった」と壮絶な日々を振り返り、同じ被害を繰り返すべきでないと訴えた
(4月21日午後、札幌市中央区の札幌駅前通地下歩行空間)

「いつまでもこんなことを続けていないで、再審が決まったら検察は抗告せず、証拠を全部公開して、正々堂々と戦って欲しい」
 都心の地下街に力強い訴えが響き、大きな拍手が起こる。声の主は、「袴田事件」で冤罪被害に遭った袴田巖さん(90)の姉・ひで子さん(93)。地元弁護士会が企画したイベントで北海道を訪れ、いわゆる再審関連法の早期改正を呼びかけた。

*

 4月20日から2日間にわたって再審制度を考えるイベントを催したのは、道内の4弁護士会(札幌、函館、旭川、釧路)を束ねる北海道弁護士会連合会(岸田洋輔理事長)。札幌中心部の駅前通地下歩行空間で冤罪被害の実態を知らしめるパネル展を実施し、併せて袴田さんを講師に招いて勉強会を開いた



パネル展には多くの市民が足を止め、冤罪事件に関心を寄せる姿がみられた

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