北海道大学の闇─敷地内薬局公募の怪②
深まる出来レース疑惑

2020年11月号

公募前の事前調査では「メディシス推し」の文言が並ぶ

北大が公募前の調査で“メディシス推し”

10月号で報じた北海道大学(寶金清博総長・以下北大)の敷地内薬局誘致問題の続報だ。先月号では北大が実施した公募型プロポーザルを検証したが、ここにきて最初から特定の業者ありきの出来レースだった疑惑がさらに深まっている。この問題をめぐっては入札妨害の疑いで捜査機関が動いていると巷間で囁かれ、周囲の疑念の声を受けて北大自身も審査過程に関する内部調査に乗り出した。はたして“北大の闇”は晴れるのか─。(本誌編集長・工藤年泰)
 

事前調査で「宿舎建設」を提案

 
 2018年7月3日に公募公告を出した北大が、前年の17年に有力とみなしていた複数の調剤薬局に対して出店構想に関する「事前調査」を行なっていたことが分かった。
 調査の対象となったのは今回優先権者に選ばれたメディカルシステムネットワーク(本社札幌・田尻稲雄社長、以下メディシス)、アインホールディングス(本社札幌・大谷喜一社長)、日本調剤(本社東京・三津原庸介社長)の3社だ。
 本誌が関係者から入手した「敷地内院外薬局誘致に係る現状等について」と題された北大の内部資料。その中の項目「各調剤薬局の意向(事前調査結果)」には、次のような説明とともに3社の出店構想が示されている。
「以前から興味を示していた以下の3社に出店の希望等について調査したところ何れも出店に強い意欲を示しており、現時点での出店構想は次の通りである」
 注目されるのはメディシス(なの花北海道)の構想だ。
 

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