北大・名和豊春前総長が解任の“真相”を激白
「私は、結託した文科省と北大の理事に追放された」

2020年10月号

資料を映像で提示しながら自身の潔白を訴えた名和氏(8月22日午後、札幌エルプラザホール)

仕組まれた排除のシナリオとは

日常的なハラスメントなどを理由に萩生田光一文科相から北大総長を解任された名和豊春氏(66)が8月22日、公の場で初めて口を開いた。札幌での集会に姿を見せた名和氏は、約100人の参加者を前に「私が解任された本当の理由」と題して40分にわたり、時折声を詰まらせながら自身の潔白と事件の背景を訴えた。「北大総長解任の真相を究明する市民の会」が主催したこの集会。まずは、ここでの同氏の主張に耳を傾けてみたい。名和前総長の解任は、文科省と北大の一部理事が結託した追放劇だったのか──。(佐久間康介)
 

一度もなかった弁明の場。二転三転した解任の理由

 
 この講演の目的は、北海道大学の教職員及び数十万人の本学OB・OG、そして140年にわたって北大を愛し続けてくれている市民の方々に真相を知ってもらい、皆さんに北大の将来をどうしていくかを考えてもらうために行なうものです。
 私は北大総長を解任されましたが、弁明の場は一度もありませんでした。総長選考会議や文科省での陳述機会はあったものの、形式的なものでしかありません。
 一番びっくりしたのは文科省での陳述です。2時間の時間がありましたが、冒頭に人事課長が事実確認のため(調査委員会が指摘した)28項目をゆっくりと読み上げ、それだけで30分かかりました。残り時間は1時間半。28項目について1項目3分間で説明しろとでもいうのでしょうか。
 6月30日の解任後、本件に関して北大教職員組合が事務局に質問状を出しました。その返答で大学側は、私の辞表提出について、2018年12月9日に総長選考会議の石山喬議長が受理していることを認めました。それまで彼らは受理の事実を認めてこなかった。なぜなのか。最初から解任の結論ありきだったからではないでしょうか。
 

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