ようやく決まった道知事選候補者
自ら立起した鈴木直道に上がる株

2019年3月号

「大義ある逆境に挑戦することが、私の生き様であり信念」と力強く語る鈴木直道(2月1日、札幌パークホテルで)

 

対抗馬の石川知裕が目指すのは「世界と渡り合える北海道」

 4月7日の投開票まであと2カ月に迫った2月初旬。与野党それぞれの知事候補予定者がようやく固まった。自民・公明が推薦するのは夕張市長の鈴木直道(37)。立憲民主・国民民主など野党勢力が推すのは十勝管内足寄町出身の元衆議・石川知裕(45)だ。両者とも無所属で出馬する。
 過去にもあまり例の無い短期決戦。加えて与野党とも選考過程で内部対立や人材不足といった組織としての脆弱さがいくつも露呈するなど、多くの不安要素を抱えたまま北海道のトップを選ぶ戦いが始まる。
 とはいえ肝腎なのは、候補者の政治姿勢や政策ビジョン、実行力や信頼性だ。北海道知事として何を目指していくのか──。両者の言葉からそれを紐解いてみる。
 2月1日に出馬表明した鈴木。会見冒頭で口にしたのは、「徹底した道民目線で、現在直面しているさまざまな課題を一つひとつ丁寧に解決し、活力あふれる北海道にしたい」という決意だった。
 その後に語ったのは、2期8年の夕張市長としての実績。JR北海道に対し石勝線夕張支線の廃線を逆提案し、鉄道5往復からバス転換10往復への代替交通の確保や同社から7億5千万円の拠出金交付を受けるなどして、持続可能な公共交通体系の再構築を実現させた、いわゆる“攻めの廃線”や2026年度までに実質的な財政再生団体脱却の道筋をつけたことなどに触れた。
 とりわけ“攻めの廃線”については、現在論議されている道内での鉄路存廃に通じる事柄。

道警不祥事から考える〈33〉

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民主連絡調整会議の各代表者からの出馬要請を受諾する石川知裕(左、2月6日、ホテルオークラ札幌で)

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